日文自己看
作者:wskydr
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「盗み」を行うサキュバス 10,274文字 往前 1 / 1 页 继续 やっとついた。 随分元々の目的地から遠ざかってしまったが、やっとこの洞窟の最奥についた。人もよらない、魔物も貧弱でとくに宝箱にも珍しいものなどはいってなく、その癖罠は無数に仕掛けられた、本来寄る必要すらないこの洞窟。しかしこの奥に俺はどうしても来る必要があった。 此処が、彼女の根城だからだ。 出来事は数日前に遡る。打倒魔王を目指し、そして勇敢な冒険者であった行方不明の父を見つけるため、俺は勇者として選ばれ旅を続けていた。 旅をはじめてからだいぶ長くなり、著名な魔物を何体も倒し、先日ついに四天王の一人を倒した俺は少し浮かれてたのかもしれない。 立ち寄った街で俺は少女が魔物に襲われているのをみつけて助けた。彼女は俺にお礼としてご飯を奢ってくれるといい、二人でお店に入り…薬を盛られ、俺は眠ってしまった。 そして目が覚めたとき、俺は父の形見であるブローチと何時も使っていた盾を盗まれていた。ブローチは父親が子供の頃にくれたお守りであり、勇者となって後に"すべての魔法を無効にする"というチートじみた能力を持っていたことが分かった秘宝であり、また盾もあらゆる病気や災いを跳ね返すと言われている伝説の盾である。それを俺は盗まれてしまった。 調査をはじめてすぐに彼女がここ最近盗みを働くサキュバスであることがわかった。そして彼女は人が滅多にたちいらないこの洞窟を根城にしていたことが分かった。 お金やある程度価値があるだけの装備であれば俺も自分の失敗を悔いるだけで洞窟に乗り込むことはなかっただろう。だが、あの二つは別だ。父の形見と苦労しててにいれた伝説の盾。他に替えのないこのふたつを取り戻すために俺はこんな洞窟に乗り込んだのだった…。 「いるんだろ?出てこい」 洞窟に響き渡るように声を出す。洞窟の奥はいくつもの空洞にわかれており、まるで民家の中のようだった。 「わぁ!?」 声に驚いたのか、ダンジョンでは普段聞かないすっとんきょうな声が響いた。声のした空洞の方に足を運びまもなく、俺から道具を奪った少女を見つけた。少女のいる部屋は寝室なのか、一人で寝るには大きいくらいのベッドがあり、少女はそのベッドから転げ落ちていた。 「いてて…ってあれ、お兄さん?ボクに会いに来てくれたの?」 「あぁ。お前に盗まれた道具を返してもらいに来た。ついでにお前を退治しに来た」 「あはは…笑えない冗談だなぁ…」 少女はそういって立ち上がる。黒を基調に黄色のラインの入ったフリフリドレス、紫のニーソックやロンググローブをつけたその姿は町中で見かけた健気さなどはなく、幼くもサキュバスらしい妖艶さを漂わせていた。 その赤い瞳や短く整えられた髪の毛、ぷっくらとした唇をみているとなんとも言えない高揚感に襲われてしまう。 とは言え視線を下げればその身長や幼さを残す顔からは想像できない大きな胸や短いスカートとニーソの間の眩しい太ももに視線を奪われてしまう。 かなり、可愛いと思う。少なくともこれまで見てきたどの女性よりも色気もあって可愛くて、それでいて妖艶でー 「くすっ♪」 彼女が小馬鹿にするように笑うのが見えて、俺は正気に戻った。何を考えている。相手は盗人。それも俺の大事なものを二つも盗んだ女だぞ?勇者の俺の目を盗んで犯行に及べた時点で盗賊のスキルは相当上と見ていいだろう。油断なんて、絶対にできない相手だ。 「とにかく!おまえは倒させてもらう!覚悟!」 俺は予備の盾と、剣を構えて突っ込む。最初は様子見だ。この攻撃を魔法で防ぐか物理で防ぐかかわすか。それをみて相手の戦闘スタイルを見抜いてからー 「はい!降参!」 「ーは?」 「ボク降参!降参しまーす!!」 寸前のところで剣をとめ、唖然とする。盗賊のサキュバスは戦いが始まると同時にーいや、始まる前に降参したのだった。 「ねぇ!降参したのにこれは酷くない!?」 「殺さなかっただけマシと思え。痛くないようにさほどキツくは結んでないだろ?」 「そりゃ、そうだけどさ?…むぅ~…」 縄に縛られた盗賊サキュバスは不満そうに口を膨らませた。あざといそのしぐさにドキッとしながら、俺は彼女の備蓄のかくにんをしていた。 あの後、降参したサキュバスを殺すわけにもいかず、自由にするわけにもいかず、とりあえずそこら辺にあった荒縄で手足を縛り上げ、生け捕りという形にすることにした。彼女がキツいだのなんだのと文句を言うためなるべくキツすぎず拘束力が落ちないくらいの加減で縛り上げたが、それでも彼女は不服そうだ。 そして、俺は彼女の盗んだと思われる備品を
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回复(0) 点击(732) 2020-07-21 00:07:29   
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