日文大量
作者:wskydr
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勇者はバスサキュバスのタオル掛け よし!ここまで上がってきたぞ!」 目の前に鎮座する扉を前に、つい達成感が込み上がってしまう。 今いるここのダンジョンは、50階構造という大きな規模のダンジョンだ。 勇者である俺は、ギルドのクエストを受けここを攻略しにきていた。 今は49階。 ここを突破すれば最上階へ行くことができ、魔物を生み出しているダンジョンコアを破壊することでクエストはクリアになる。 全てのダンジョンでは最上階の一つ手前の階層にボスが待ち構えており、毎回最も手強い戦闘になる。 「よし、行くぞ…」 ゴクリ、と唾を飲み込み、重い鉄製の扉をゆっくり開いていく。 ギギギ…という音ともに見えたその光景は…! 浴室だった。 (……え?) 壁と床は、白とピンクが交互になったタイル張りで、部屋全体に湯気が立ち上っている。 鼻に流れ込んでくるのは、石鹸の、甘い匂い。 四方が数十メートルはあろうかという巨大な浴室の中心には、優雅な曲線を描く白いバスタブがあった。 「…何かしら?人が湯浴みをしているというのに、無粋な人間ね」 バスタブの中では、金色の髪の美しい女性がこちらに脚を出してくつろいでいるところだった。 いや、女性ではない。 あまりの美しさに反応が遅れたが、頭にあるねじれた角、特徴的な金に光る眼。 (間違いない…サキュバスだ) しかも上級の個体だ。 普通サキュバスというのは、ギルドが評価する魔物ランクの中でも上位に位置する種族ではない。 現に、俺も冒険の最初の方で何度か出くわしたが、魅了対策だけ施せば決して強敵では無かった。 しかし、それは通常個体の場合。 普通は赤い眼をしているサキュバスだが、突然変異種や上位個体になると眼の色が変わってくる。 金色というのは、最上位個体であると昔図鑑で読んだことがあった。 相手は今湯船に浸かっているため裸だと思われるが、どんな攻撃が飛んでくるかわからないため剣を構えて警戒する。 「…お前はサキュバスだな?俺は勇者、このダンジョンを攻略しに来た。ここのボスはお前なのか?」 「サキュバスだなんて…あんな下級魔族たちと一緒にしないでくれるかしら。私はバスサキュバスよ」 ちゃぷん、と脚を組み替えながら返答してくる。 (やはり上位種…!) 『バスサキュバス』という種族は聞いたことが無かったが、通常種とは比べ物にならない強さであることは間違いなさそうだ。 今相手は油断し切っているようで、まだバスタブの中にいる。 甘い匂いの発生源は恐らくあのバスタブとバスサキュバス自身で間違いないだろう。 バスタブは白い泡でいっぱいに満たされており、お湯の中に入っている身体は見えない。 ちゃぽん と体勢を変えると、バスタブの淵に両腕をかけ、こちらに向く。大きな胸は泡とバスタブによって隠れていた。 「それで…?こんなところにやって来た勇者様は、私を退治するのかしら?」 「あぁ!お前を倒して、先に進ませてもらう!行くぞ!」 腕への筋力強化魔法と、足の速度強化魔法をかけて、未だバスタブから出ようとしない淫魔に向かって剣を振りかぶっていく。 「えらく単純な攻撃ね。ふぅ〜〜…」 バスサキュバスは手のひらでバスタブの泡を掬うと、息とともに泡を飛ばす。 泡とともに魅了効果を持った吐息が塊となり、勇者に向かって寸分たがわず飛んでくる。 (これは当たるとまずい?!) 「ぐっ?!」 咄嗟に軌道を変え、右側にゴロゴロと転がる。 ピンク色の吐息の塊がさっきまで俺が立っていた場所を通過する。 吐息はそのまま壁に当たって霧散した。肉眼で見えるほどの魔力だ。 (あれは魅了魔法の塊か…。あんなに簡単な動作で、あれだけの密度の濃い魅了攻撃を仕掛けてくるなんて) 「あら、避けちゃったのね。ふふ、当たっていたら、抵抗せず幸せな気持ちになれていたのに」 ちゃぽん… バスサキュバスはくすくすと笑いながら、またバスタブの中でゆったりと体勢を変える。 白く艶かしい肢体がお湯に濡れ、てらてらとエロティックに輝く。 泡を掻き分けて美しく伸びてくる脚は、今すぐにしゃぶりつきたくなるほどの淫靡さだった。 「でも…そろそろかしら。貴方、身体はちゃんと動く?」 「え…?は!?」 目の前のバスサキュバスの肢体を注意していて気づかなかったが、身体が異常にだるい。 剣を持つ手が、震えるほどに重く感じた。 「気づいて無かったのね。知らない間に魅了にかかっていたなんて、勇者失格よ? …ふぅ、ちょっとごめんなさいね」 淫魔はそう言うと、ザパァ、とお湯から立ち上がる。 艶めかしく輝く美しい身体からゆっくり流れ
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回复(0) 点击(730) 2020-07-14 00:07:04   
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